中途採用面接担当者トレーニングとは

「面接とは活躍してくれそうな人材を見抜く作業である」
面接をこのように捉えている経営者や面接担当者は非常に多くいます。しかし、刻一刻と採用を取り巻く環境が変化している現在、面接担当者が、「面接とは活躍してくれそうな人材を見抜く作業である」とだけ限定的に捉えてしまうことが、面接の失敗、採用の失敗を招く可能性を大きくしてしまいます。

楽器の演奏やショーではありませんが、横で聞いていて、これは一種の芸術だと感じるような面接もあれば、朴訥としゃべりながらも、「どうしてもこの企業で働きたい」と応募者に思わせてしまうような面接、あるいは反対に、応募者を「見抜く」どころか、「この会社はダメだな」と簡単に見透かされてしまうような面接まであります。

どの企業も周りには多くの競合企業があり、応募者にしても、幾つかの併願企業があるだけでなく、個人的事情から１日も早く転職先を決める必要があったり、あるいは転職を取りやめるという選択肢もあります。

企業が面接で成功していくためには、そうした競合企業や転職マーケットについて理解するだけでなく、自社に対する認識をしっかり持つことが必要です。

「SNS」「グローバル採用」「非転職希望者へのアプローチ」など、採用を取り巻く環境が変化しても、採用プロセスの中で一番重要なのは「面接」です。面接力を高めて、競合企業と戦っていく武器としなくてはなりません。

ところが残念なことに、面接の重要さが理解されていないか、理解されていても手つかずの状態になっていることが非常に多いと感じます。採用プロセスや採用ソースなどの採用手法を見直すことはあっても、面接手法を見直そうという企業はあまりありません。

プロッソの中途採用面接担当者トレーニングは、競合企業との採用競争に勝つことを強く意識して、個々のお客様に対するヒアリングや調査、競合企業の調査などを、１ヶ月から１ヶ月半程度かけて行い、それぞれのお客様に合ったトレーニングを作ってまいります。

ぜひこの機会に面接を見直し、欲しい人材の獲得に成功していただきたいと思います。